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韓国釜山公認会計士協会総会に参加して |
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![]() 飛行機到着後、韓国伝統料理店で舌づつみをうけながら、互いの会務につき情報交換をしました。ちなみに釜山協会は会員が韓国公認会計士協会支部として発足以来10数年で現在約300名、会長1名、副会長2名体制で運営されているとのことでした。役員任期は一応2年とのことでしたが、前会長は約10年勤められ、現会長が2代目になるそうで、会長が佐伯会長と年令が同じらしい等と共通点を多く見出すことができ、冒頭から親近感をもって情報交換できたように思います。その後も副会長が総会当日であるにもかかわらず是非ということで禅宗の高名な寺である梵魚寺を自ら案内いただき痛く感銘をうけました。 総会及び記念パーティーは夕方からスタートでしたが、特に総会についてはご夫婦連れを含む約250名が参加し、ステージ上に役員及び釜山税務局長等のゲストが並び壮厳なムードの中とり行なわれ、我等の佐伯会長もその中で2番目にスピーチをするという厚遇でむかえていただきました。朴さんの同時通訳にて10分程のスピーチをし、皆熱心に聞いておられました。 記念パーティーになると雰囲気は一変し、非常に会員を楽しませる為の工夫があり、近畿会賀詞交換会のような立食パーティーとは違い着席での興味深いものでした。余興としてオーケストラ生演奏にはじまり、バレエ、ダンス、韓国舞踊と次々に催物が提供され、これらを食事をとりながら観覧し、最後は商品のあたるゲーム大会(何故か協会役員のカラオケもはさんで)と同伴されているご婦人たちをあきさせるものではありませんでした。圧巻は最後の参加者全員のダンスで、ダンサーの指導のもと全員でおどり、最後に釜山協会万歳的なムードでしめくくられました。 日本人的には歌声喫茶(ない!)、あるいはフォークダンス(これもない!!)的な盛りあがりで協会員の団結が図られているようで、非常に不思議な気分になりました。何よりびっくりしたのは最後まで20代のCPA及びその奥様が残っておられたことで、日本においてこのような状況が可能となるのか疑問が残ると感じました。 しかしながらさらにびっくりしたのは、これらの企画は新会長がはじめて実施したもので、近畿会としても今後の会務運営において学ぶ点が多いと考えさせられました。 今後の具体的な交流のあり方については、羅氏と和田副会長の間で検討していくことで締めくくられましたが、今後の交流に関して色々とヒントを得られた訪韓であったと感じました。 |
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(文責 高濱 滋) |