年頭所感

―重点施策の実施状況と今年の抱負―

 

日本公認会計士協会近畿会 会長 佐伯 剛

 
 皆様、明けましておめでとうございます。会員皆様の今年がより良き一年となりますよう、年頭に際しましてお祈り申し上げます。
 さて、近畿会CPAニュースの新年号にあたりまして、「第40事業年度事業計画」の主な重点施策に沿ってその進捗状況のご報告と、この1年の会務運営の抱負をお伝えしたいと思います。
関西経済活性化への貢献
 3年前から実施していますバイオ起業支援、中小企業再生支援等に加え、関西の中小企業と金融機関とのリレーションツール開発を目的として、大阪商工会議所と共同で「中小企業の資金調達研究会」を立ち上げました。この研究会で、知的資産等の非財務情報を活用したツールを大阪銀行協会会員向けセミナーを通じて作成し、この8月を目処に公表する予定です。
 
アジア会計士協会との交流
 プサンに引続き、上海市公認会計士協会と「交流に関する基本合意」を調印し交流を開始しています。従来から関西はアジア各国との歴史的交流の蓄積があり、今後、関西企業との取引が増加するに伴い、監査・会計・税務・コンサルティング業務で公認会計士への業務依頼が増加するものと思います。近畿会として、CAPA大阪大会を契機にアジア諸国との人的・情報交流のパイプを戦略的に確保・拡充する必要があると考えています。
 
近畿会の独自性ある調査研究と提言
 阪神淡路大震災と同様に、自然災害に係る義援金監査(平成16年台風23号)を兵庫県台風災害義援金募集委員会に申し込み、兵庫会が監事に就任し、そのサポートを実施しました。今後も、公的資金の情報公開(例えば政治資金等)に向けて調査研究と提言を公表して行きたいと思いますし、自治体首長とのトップインタビューも実施する予定です。
 
2007年CAPA大阪大会の準備状況
 毎月1回のぺ一スでCAPA大阪大会実行委員会を開催し、ほぼCAPA大会の骨格となる企画を纏めました。今後の調整で変更の可能性はありますが、2007年10月に会計士協会全国研究大会と一体して大会運営を行うことにしております。CAPA大阪大会のテーマは「アジア経済発展に向けた公認会計士の役割り」に決定し、中国・インド・韓国の3ヶ国の会計士協会会長を招聘しパネルディスカッションも予定しています。
 
会員の会務活動参加
 新しい試みとして、「公開役員会」を企画し開かれた近畿会をアピールすることで、より多くの会員に会務に参加頂きたいと考えております。第1回として1月27日に本部会長と副会長も来阪して頂く予定です。同様に新企画として、昨年7月から近畿会CPAニュースにトップインタビューとして関西経済トップの方々との座談会を開始し、会員へのメッセージを発信しております。この企画は今年6月まで継続する予定です。
 
 以上のように、より見えやすい形で近畿会の会務活動を行っていきたいと考えております。今年も1年、何卒宜しくご理解とご支援をお願い申し上げます。