報告

本部委員会の一日

非営利法人委員会社会福祉法人専門部会

専門委員 神原 正明

 
 新大阪発10時16分のぞみ128号乗車。東京駅12時56分着。中央線へ。13時ちょうどの中央線快速。お茶の水駅でホーム向かいの総武線に乗り換え。市ヶ谷駅13時12分着。靖国通りを東へ。麹町郵便局を南へ。ゆっくり歩いて約10分、日本公認会計士協会本部着。本部会館は地上7階地下1階の建物で、外観はガラスが目立ち、ディスクロージャーを意識しているのか、非常に開放的な建物(重厚感のない建物?)。内部も階段に白木を使用するなど清潔感溢れる作り(ちなみに、1階から2階にかけての階段に、会館建設時に寄付された方々のお名前が特別負担金特別負担者として銅版に刻印されている)。入口は南側の正面入口と駅に近い北側の裏口そして通用口の3ヶ所。入館は「会員・準会員以外は受付へ」との表示があるのみで、会釈して入れば、受付係員に呼び止められることもなくフリーパス。1階ホールに今日の会議の部屋割りが大型ディスプレイに表示されている。部屋を確認し4階へ。
 午後1時半、会議開始。私が所属している委員会は「非営利法人委員会社会福祉法人専門部会」。非営利法人の内、特別養護老人ホームや保育所、障害者施設などを運営する社会福祉法人を研究する専門部会である。担当副会長、非営利法人委員長、副委員長を含めると、総勢19名(うち女性2名)である。私の専門委員への就任は平成11年10月であるから、かれこれ6年間所属していることになる。その間に当専門部会で公表した委員会報告等は、非営利法人委員会研究報告第9号(中間報告)「社会福祉法人の会計Q&A(中間報告その1)」(2002年2月12日)、非営利法人委員会報告第26号「社会福祉法人の外部監査の取扱いについて」(2004年2月17日)、非営利法人委員会研究報告第13号「社会福祉法人会計基準等に基づく計算書類の様式等に関するチェックリストについて」(2005年4月19日)がある。
 この専門部会の特色としては次の2点があげられる。(1)専門委員が東京に集中することなく、全国から集まっている(専門委員16名中、東北会1名、東海会1名、北陸会1名、近畿会1名、中国会2名、四国会1名、南九州会1名)。(2)出席率が非常にいい、らしい(私は他の委員会を知らないので)。私自身もこの6年間での欠席は5回で、昨年7月に研究大会が仙台市で開催された時も、仙台市の特別養護老人ホームの見学を兼ねて専門部会を仙台市で開催したが、専門委員の出席率は100%であった。
 現在、当専門部会では社会福祉法人の外部監査(社会福祉法人に法定監査はないが、厚生労働省からの指導で公認会計士等の外部監査を受けることが望ましいとされている) 用の内部統制の評価方法、監査上の留意事項等を検討中である。過去の委員会報告等もそうであったが、月1回の会議(必要に応じて臨時に開催する場合もあるが)、そして、「てにをは」にも神経を使い、さらに、非営利法人委員会及び役員会を通さないといけないので、公表できるまで非常に時間がかかる。
 また、前述の「社会福祉法人会計基準等に基づく計算書類の様式等に関するチェックリストについて」作成時も、当初、常務理事の前文部分にしか日本公認会計士協会という記載がなかったので、私が「コピーして使用すれば誰が作成した物か分からなくなるので、公認会計士の宣伝のためにも全ページに日本公認会計士協会の文字を入れましょう」と提案したところ、事務局から「前例がない」と言われ、結局、チェックリストの3つの会計基準(社会福祉法人会計基準、指定介護老人福祉施設等取扱指導指針、授産施設会計基準)のそれぞれの表紙にのみ記載されることになった。私の感じでは本部は近畿会と比べて紳士的すぎるような気がする(何も近畿会が野蛮と言っているわけではないので念のため・・・)。
 各専門委員の方々は非常に熱心で、私も自分の担当部分を期日までに仕上げるのに四苦八苦という状態である。午後4時の会議終了後もグループごとの打ち合わせや、日頃の疑問点の解明等で、会議室を出るのが午後5時頃になることもある。
 委員会終了後、本部会館を出て靖国通りを市ヶ谷へ。さて、せっかく東京まで来てこのまま帰るのも勿体ない。ジャズ喫茶でコーヒーでも飲んで帰ろうか?今日は四谷の「いーぐる」にしようか、それとも新宿の「DUG」か、高田馬場の「マイルストーン」にしようか・・・と、私の本部委員会の一日が終わるのであった。
(近畿会では公益会計委員会社会福祉法人小委員会を月1回開催しています。社会福祉法人に関心が有る方は是非ご参加下さい。)