報告

近畿実務補習所入所式開催報告

近畿実務補習所運営委員会委員長 小山 謙司

 
 実務補習団体日本公認会計士協会近畿実務補習所第51期入所式及び第50期優秀生表彰式が、11月17日(木曜日)夕方5時より弁天町の三井アーバンホテル大阪ベイタワーの4階ベイタワーホールで行われました。
 公認会計士試験制度の改正で、従来の三次試験が平成18年よりなくなり、「実務補習所の修了」が公認会計士になるための登録要件となったことに伴い、第50期生は1年間のカリキュラムは終了しましたが、今から2年後に予定されている修了試験に合格しないと実務補習を修了したことにはならないため、前年度に引き続き本年度も「退所生がいない」という変則的なスケジュールとなりました。ただし、1年間のカリキュラムを終えた第50期生の中で、考査成績や共通論文が優秀であった者、講義等を皆勤した者等に対して、その栄誉を称え表彰を行いました。
 さて、入所式ですが、伊藤誠一運営委員会副委員長の司会のもと松山康二兵庫会会長の開式の辞に続き、澤田眞史近畿実務補習所所長の式辞がありました。松山会長からは、今年は我々の業界の改革の年であり新しい職場の広がる絶好の機会でもあるので大いに活躍を期待しているとのお言葉がありました。また、澤田所長からは、今年度の合格者については昨年度のような就職難の状況ではないので「ほっとしている」との内容のお話があり、続いてプロフェッションとしての自覚を持ち3年間を過ごして欲しい、また、昨今の会計士批判には的を射ているものもそうでないものもあるが現実として受け止めて欲しい、三次試験に負けない新試験制度(修了試験)を構築中である等のお話しをしていただきました。その後、ご来賓である高木隆近畿財務局理財部長代理として小堀敏久理財部次長、続いて山田治彦日本公認会計士協会常務理事よりご祝辞を頂戴いたしました。小堀理財部次長からは、昨今のディスクロージャー制度の改正についてのご説明、改正公認会計士法に明記された公認会計士の使命や新試験制度の概要、実務補習所の果たす役割についてのお話しがありました。続いて山田常務理事からは、二次試験の合格に当たりサポートしてくれた人に対して明確に感謝の意を表し、初心を忘れないためにも現在の喜びを強力に味わうべしとのお言葉があり、また、実務補習所の運営は予算的には補習生から徴収する補習料以外に日本公認会計士協会からの補填があり,さらに運営委員他の諸先輩の応援があって成り立っていることを理解し、大いに期待に応えるとともに将来は後進の育成にも貢献して欲しいとのお話しがありました。
 続いて第50期生の優秀生及び優秀論文賞の表彰が行われ、
澤田所長より賞状と記念品が優秀生に授与されました。
優秀生は次のとおりです。
     
  考査最優秀賞 籠池 信宏
  考査優秀賞 大上 由恵(欠席)
  考査優秀賞 大橋 誠一
  研究報告優秀賞 濱田 善彦
  皆勤賞 田中 大智
 
 また、論文については、近畿、東海、九州3実務補習所から推薦された候補論文の中から最優秀論文1点、優秀論文3点が選出され、近畿実務補習所からは優秀論文として下記が選ばれ、澤田所長より賞状と記念品が授与されました。
 受賞者並びに論文テーマは次のとおりです。
  優秀論文賞 小山 晃平 「財務諸表監査と内部統制に関する一考察〜内部統制の評価に関する日米の動向を踏まえて〜」
 その後、第51期入所生260名を代表して入江純二さんが新人とは思えないしっかりした内容の答辞を落ち着いて読み上げ、堀村不器雄京滋会会長の閉式の辞で閉会しました。
 続いて午後6時30分より日本公認会計士協会近畿会主催の平成17年度公認会計士第二次試験合格者歓迎祝賀会が入所式と同じ三井アーバンホテル大阪ベイタワーホールで開催されました。岡本善英近畿会総務部長の司会のもとに佐伯剛近畿会会長が主催者側として挨拶され、沖見圭祐近畿会相談役による乾杯のご発声で祝賀会が始まりました。昨年と異なり就職環境が良好のため合格者の皆さんも安堵感のせいでしょうか笑い声が会場のここかしこから聞こえ、明るい雰囲気に包まれました。
 最後に藤原祥孝近畿会副会長の閉会の挨拶により閉会となりましたが、合格者の多くが歓談に盛り上がり、なかなか会場を出ようとしないのでホテル側の方から退出を促されるという一幕もありました。大変盛況だったと思われます。