報告

公認会計士の日記念広報活動報告 

関西経済活性化セミナー
「監査から元気を発信!!元気な人・まち・企業の条件とは」

広報部長 高濱 滋

 

 本年度の公認会計士の日の記念行事として平成18年8月27日(日)の午後13時から、毎日新聞ビル・オーバルホールで上記セミナー「監査から元気を発信!!元気な人・まち・企業の条件とは」を当近畿会主催・毎日新聞社共催で開催させていただきました。内容につきましてはすでに9月21日付けの毎日新聞に見開き一面広告として掲載されましたのでご覧になられた方も多くいらっしゃるのではないかと思います。近畿会広報部主催のこのような外部セミナーは今回で3回目となります。広報部では公認会計士という職業の社会的認知を高める目的と公認会計士協会近畿会としての社会貢献という目的と果たすための活動を模索してきており、最近は一般の方が参加できるセミナーの開催をその施策のひとつと考え、今回もテーマの選定・講演者の選定を進めて参りました。昨年までのセミナーは近畿会会員および講演者関係者の参加が多かったため、今年のテーマはいかに一般の方を呼び込むかということで企画を進めていきました。従来のセミナーにおいて一般の方を集客するためのネックと考えられた開催日を休日にする、講演者は従来の経済関係の方ではない方とするといった形で検討し、結果、元吉本興業株式会社常務取締役でやすし・きよしのマネージャーを長年に亘って勤められたフリープロデューサーの木村政雄さんにお願いすることにし、その後座談会で佐伯近畿会会長が加わり関西経済をネタに話をするという企画とさせていただきました。
 当日までに毎日新聞の紙面を使って2回一般募集をすると、木村さんの知名度に加え、座談会の司会者を務めていただいた毎日放送松川アナウンサー(毎日放送の人気番組「ちちんぷいぷい」を担当)の知名度で一般の割り当て枠をはるかに超える申し込みが集まりました。それに比べて当近畿会関係者の申し込みは例年に比べものにならないほど不評で、結果当日の来場者は、一般270名にたいして近畿会関係者80名で合計350名の聴衆となりました。
 セミナーは佐伯会長の短めな挨拶の後、木村さんの基調講演「不透明な時代をぶち破る、木村流オンリーワンのすすめ」で幕開きです。私も今回始めて講演をする木村さんの姿を拝見させていただきましたが、テレビで見る話法とはまったく異なり、マシンガンのような早口でしかもマイクに大きな声をぶつけるようなもので、一種独特な雰囲気ですが聴衆をひきつける(途中で音量をあげたりしてとても寝たりできないとのコメントもありましたが・・・)話ぶりで大変印象にのこりました。内容に関しましては、毎日新聞の掲載紙面にはプロのライターの方がうまくまとめておられましたが、ひとことで言うと、キャッチフレーズにあるように従来の常識にとらわれず、量的な拡大局面(過去の高度成長時代)でのNo.1をめざすのではなく、質的な発展局面(現在)においてOnly1を目ざして行動すべきであるというもので、そのためには常に時代の変化を確認できる動体視力をもつ必要があるというものでした。内容の説明では、同業種間競争から異業種間競争へ、抑制型から開放型へ、他依存から自己依存へ、コミュニケーションを男性型から女性型へいった対比を多く使われ非常にわかりやすく、かつ、経済雑誌等でもよく解説があるように人として生きていくために世の中のパラダイムシフトについていく必要があるといったものであったと理解しました。ただ、講演には常にギャグがあり、また、我々が聞いたことのある吉本タレントの内輪話がちりばめられており、一時間という時間があっという間に過ぎた感がありました。吉本タレントの話には、私も知らなかった面白い話がたくさんありましたが、ご本人が新聞広告からも割愛してほしいとおっしゃっていらっしゃいましたので、ここでも掲載は控えさせていただくこととします。 

講演に引き続いて、関西経済に関して、人、企業、町というテーマで佐伯会長、毎日新聞論説委員の渡辺さんを加え、毎日放送の松川アナウンサーの司会で座談会が開催されました。近畿会からのメッセージとしては、バイオベンチャーのサポート、知的財産、リレーショナルバンキング、自治体財政等で公認会計士がどのように関わっているかを伝えることにありました。佐伯会長も初めてという座談会でどうなるかと心配しましたが、全体としてはとりあえずうまくいったという印象でした。と、いうのも事前にとり決めた筋道を一生懸命守ろうとする松川アナウンサーを他の3人のおっちゃん達でいじりながら進行したため、聴衆としては楽しめたのですが、座談会としては内容をお互いに踏み込んで議論したという形にはならなかったからです。 とはいうものの、セミナー全体の印象としては、私も一人の聴衆として楽しむことができましたし、まわりを見回しても寝てしまうような方もなく、大変よかったのではないかと感じております。残念ながら、近畿会からのメッセージが伝わったかについては疑問が残りますが・・・。 また、会場で記入依頼したアンケートに関しましても150枚ほどの回答が集まり、代表的なコメントは公認会計士協会の社会貢献活動についてはしらなかったが、このようなセミナーについては内容によってぜひ参加したいというものでした。今後の広報活動における参考にしていきたいと考えます。また、このセミナーの内容については、毎日新聞MSNのWebにも要約版が掲載され、また、この内容に関するアンケートも今後入手できる予定になっています。公認会計士協会としての広報活動については我々を取り巻く環境も刻一刻と変化しており、さまざまな意見があると承知していますが、今回の結果も踏まえ、検討していければと思います。