CPE研修部の2年間を振り返って

研究・CPE研修部長 辻内 章

 

 CPE研修部長に就任して2年近くが経過しました。2年間の活動は、本部継続的専門研修制度協議会への出席と、京滋会・兵庫会と合同のCPE研修担当者会議を中心に行ってきました。これといった形に残る成果はありませんでしたが、協議会での議論に参加でき、それを京滋会・兵庫会の人たちと検討できたことは、CPE研修制度のあり方について勉強になりました。また、協議会で免除・軽減の申請を認めるかどうか検討することで、会員の方がいかに苦労しているか身にしみて感じました。真面目に取り組もうとしているが、体調・年齢の関係で思うように研修が受講できない人がおられる一方で、何とかしてCPE履修義務を逃れようとする残念な人も多く見受けられました。
CPE研修制度はこれまでの関係者の努力により制度としてはかなり落ち着いてきており、義務化になってから履修達成率は95%前後で推移しています。これは制度としては十分成功しているレベルと言えるのではないでしょうか。しかしながら一方で、義務違反者として氏名公表されている方もおられ、残念な気持ちです。規則によって義務化された研修を受ければそれで職業的専門家としての能力・資質を維持できるのかというと決してそうではなく、CPE履修単位に表れない日頃の研鑽によって初めて維持できるものです。ただ、最低限のルールとして定められた限りは、それに従うのが公認会計士としての最低限の職業倫理だと思います。
 これからは1会員として義務違反者撲滅に努めたいと思います。次期部長、頑張ってください。
(注)4月1日よりCPE研修部は研究部と統合し、研究・CPE研修部となっています。