地区会コーナー

奈良地方裁判所の見学会

 

奈良地区会
会長
岡本善英

 
 平成19年7月19日(木)の午後4時から奈良地方裁判所の見学会を開催しました。平日の夕方にもかかわらず、監査法人勤務の若い会員の方の参加もあり、13名で見学を行いました。
 奈良地方裁判所は、平成21年に実施される裁判員制度に対応するための法廷を日本で最初に設置したという鳴り物入りで昨年に新築された裁判所です。集合場所の1階ロビーは吹き抜けになっていて開放感のある造りとなっています。
 午後4時に裁判所の職員の方がロビーに出てこられ、簡単にこの裁判所の説明をされた後、係員の案内のもと法廷内の見学をさせて頂きました。最初に見学したのは201号法廷で、この法廷は従来のもので裁判員制度には対応していない法廷でした。普段縁のない神聖な裁判官の席に坐らせて頂き、チョッピリ裁判官の気分を味わったところで記念撮影を行いました。皆さん緊張気味でした。
 続いて、話題の裁判員制度用の101法廷の見学でしたが、開廷中のため後に回し裁判員制度の説明をして頂くことになりました。職員の方から裁判員制度の概要、選任方法、役割、資格等についてわかりやすく説明して頂きました。
 
 その後、裁判官への質問コーナーがありました。対応して頂いたのは、若い女性の判事補の方で活発な質疑応答がありましたが、印象に残ったのは、判事補の方が「裁判官が着用している法衣がなぜ黒なのかわかりますか?それは、黒は何色にも染まらないからです。花嫁が着る白無垢とは反対ですね。」といわれ、全員納得。我々も監査の時は、黒のスーツを着た方がいいのかも知れませんね。
 最後に101法廷を見学しました。裁判員制度用の法廷の特徴は法廷の幅がワイドなことです。なぜなら、裁判員制度では、裁判官が中央に3人坐り、両サイドに裁判員が3人づつ坐りますから、合計9人が横並びになるからです。それだけワイドな法廷をもつ地方裁判所は日本にはあまりないそうです。101法廷でも記念撮影。しかし、椅子は201法廷の方が豪華でした。
 1時間の予定の見学が15分ほど超過しましたが、参加した会員さんには満足して頂いたようです。
 その後、奈良地方裁判所の向かいの春日ホテルで、地区会の総会、講演会及び懇親会を行いました。
 
 総会では、平成18年度の事業報告及び会計報告がなされ、両報告とも承認されました。
 役員改選では、会長 岡本善英、会計 西育良、幹事 東口喜代一、監事 樋口秀和 辰巳忠次、が選任されました。よろしくお願いいたします。
 講演会では、奈良弁護士会の田中啓義会長に「裁判員制度・最近の法曹界について」をテーマにお話しをして頂きました。
 
 懇親会では、島田信愛先生の乾杯の発声で始まりました。弁護士の田中啓義会長も参加して頂き、和気あいあいとした雰囲気で懇親を深めたり、意見交換をしたり盛り上がりました。会員の方から、企業再生や事業承継等の問題で、奈良弁護士会と交流を図りたいとの意見があり、田中啓義会長も賛同されていました。
 これを機会に奈良地区会と奈良弁護士会との交流を図りたいと思いますので、会員の皆様のご協力をお願い致します。