報告

近畿実務補習所入所式開催報告

近畿実務補習所運営委員会委員長 増田明彦

 
 実務補習団体日本公認会計士協会近畿実務補習所第53期入所式が、12月5日(水曜日)午後6時より弁天町のホテル大阪ベイタワーの4階ベイタワーホールで行われました。
 今年度の実務補習所第53期生は519名と、前年の247名の倍以上にのぼり、600人収容の会場がほぼ埋まる状態で、前から見ていて壮観でした。人数増加の影響で、第52期生がA、Bの2グループで実務補習を実施しているのに対し、第53期生はA、B、Cの3グループで実施する予定です。考査にいたっては、4会場でやらざるを得ない状況となっております。
 さて、入所式ですが、伊藤誠一近畿実務補習所運営委員会副委員長の司会のもと長谷川佐喜男京滋会会長の開式の辞に続き、澤田眞史近畿実務補習所所長の式辞がありました。
長谷川会長からは、公認会計士試験受験は知識を得る場であるのに対し、実務補習所では知識と現場を結びつける修練の場であり、良き友、よきライバルを得る機会であること、世間から公認会計士業界が注目される中、立派な会計士になって欲しい旨のお言葉がありました。また、澤田所長からは、今は喜びに浸ってもらいたいが、応援してくれた家族や友人、支えてくれた人々に感謝して欲しいこと、この実務補習所での3年間でCPAとしての人生が決まってくるように思うこと、人と人との接点に強い人間でなければ本当の
Auditerとはなれないこと等のお話しをしていただきました。その後、ご来賓である岡本輝
久近畿財務局理財部長、続いて増田宏一日本公認会計士協会会長よりご祝辞を頂戴いたしました。岡本理財部長からは、ディスクロージャー制度の重要性の高まり、多様化、複雑化、国際化に伴い、監査が複雑化、高度化してきていること、専門的能力の向上、知識の蓄積、独立性の確保に努め、公認会計士に対する期待と重要性を十分認識し、その期待に答えてもらいたいとのお話しがありました。続いて増田会長からは、今は公認会計士としてのスタート台にたったということで、試験に合格したというだけでは厳しい、何か強い
ものを持つということを心がけて欲しい。会計基準・監査基準というものは時代によって
かわるものであるし、基準のない場合もあるのだから、「自分の頭で考える」ということが
大事であるとのお言葉があり、また、実務補習所の運営は予算的には補習生から徴収する補習料以外に日本公認会計士協会からの補填があり、さらに運営委員他の諸先輩の応援があって成り立っていることを理解し、大いに期待に応えるとともに将来は後進の育成にも貢献して欲しいとのお話しがありました。その後、第53期入所生519名を代表して關隆輔さんが、会計士としてのほこりと地位の継承に努め、なかまに目標とされる会計士となる旨の答辞をしっかりと読み上げ、中津幸信兵庫会会長の人と人との接点とバランスをとりながら、会計士としてのこだわりと信念を見つけて欲しいという閉式の辞で閉会しました。
 続いて午後7時より日本公認会計士協会近畿会主催の平成19年度公認会計士試験合格者歓迎祝賀会が入所式と同じホテル大阪ベイタワーホールで開催されました。高濱滋近畿会総務部長の司会のもとに中務裕之近畿会会長が主催者側として挨拶され、小川泰彦近畿会副会長による乾杯のご発声で祝賀会が始まりました。600人収容の会場は立錐の余地もありませんでした。そういった多数の補習生にもかかわらず、会長の挨拶が始まると皆がちゃんと耳をかたむけており、会場のすみまで声が届いていました。乾杯のあとは合格者の皆さんの笑い声が会場のここかしこから聞こえ、明るい雰囲気に包まれました。
 最後に小山謙司近畿会副会長の閉会の挨拶により閉会となりましたが、合格者の多くが歓談に盛り上がり、なかなか会場を出ようとしないのは例年どおりでした。大変盛況でいい祝賀会だったと感じました。

近畿財務局理財部長 岡本輝久氏 所長澤田眞史氏 協会本部会長益田宏一氏