編集後記

編集後記

 
 福田首相がダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)の演説の中で、温室効果ガス排出削減を訴えられました。7月には、気候変動問題が重要テーマの北海道洞爺湖サミットが開催されます。ここ数年急速に、環境問題に対する関心が高まっているのを感じます。去年の暖冬に比べ今年は平年並みとのことですが、先日朝、ベランダに置いていたバケツに溜まった水に氷が張っていて「氷がある!」と子供が大喜び。私が子供の頃は毎朝氷が張っていたと思うので、やっぱり温暖になっているなあと思います。
 経済と環境をつなぐ試みも盛り上がっており、投資信託等に携わる方々の間でも企業評
価に環境は外せなくなりそうだとかいう話を耳にし、ISO(国際標準化機構)では環境管理
会計の規格化について日本が音頭をとっての急進中、わがJICPAでも7月のサミットにあ
わせてシンポジウム等を開催したいという意向から、関係する答申書の作成がピークで、
宿題も多く大変です。
 私が子供の頃に読んだ本では、1999年に恐怖の大王が降ってきて人類は滅亡しているか、また氷河期が来て寒冷化し赤道付近でしか人類は生き残れないとか、いろんな説がありました。温暖化も一応リストにあったか。「氷」に喜んでいた子供が大人になる30年後はどうなっているのでしょう?「・・・子供の頃CO2削減、温暖化対策が世界中で言われてて、あの時本気で取り組んでくれてよかったよ」と言える時代であって欲しいです。

(会報部 梨岡 英理子)