特集

女性会計士委員会 中間活動報告

女性会計士委員会 委員長 栗原 貴子

 女性会計士委員会では昨年9月、太田房江大阪府知事(当時)を講師にお招きして、講演会を開催いたしました。中務会長、小川副会長と3人で知事公館までお伺いし、ご無理を承知で講演をお願いしたところ、ご多忙にもかかわらず快くお引き受けいただき、現職大阪府知事の講演会を実現させることができました。せっかく知事にお越しいただくのに、近畿会の研修会を一杯にしなければ面目ないということで、役員の先生方や各監査法人の先生方にも多大なご協力をいただき、当日は約120名の参加がありました。中でも女性の参加がとても多く、盛大に開催することができたことを、何より感謝いたしております。また、知事のご講演が30分程度ということで、残りの時間には近畿会の若手女性会員が講師になって地方公共団体財政健全化法について研修会を実施し、これも非常に好評でした。
  私が会計士二次試験に合格したのはかれこれ20年ほど前のことです。会計士補の時には、女性会計士委員会の合格祝賀会だったか、懇親会だったかに出席させていただいたことを覚えています。当時の委員会をまとめておられた先輩方が新米の私にはすごくかっこよくて、私もいずれあんな会計士さんになりたいと思ったものでした。あれから20年、奇しくも女性会計士委員会の委員長をさせていただくことになったとはいえ、自信を振り返ってみると、会計士らしいキャリアを積むこともできず、当時の先輩方の足元にも及ばないどころか、どんどん距離が開いていくようです。
  今の監査業界は仕事で求められる水準が質量ともに非常に高く、特に若い会計士にとっては年々ハードになっているのだということをよく耳にします。そんな中で女性が将来の人生設計を考えた時、今も昔も、結婚、出産、育児、という大きな課題を抱えながらになってしまうのは避けられないことです。そんな若い女性会員にとっての情報交換、意見交換の場として集ってもらえるような企画を今後、女性会計士委員会でもぜひ取り組んでいきたいと考えています。