編集後記

 
 編集後記 私の回はいつも環境ネタです。最近の原料高のため、「資源生産性の向上」をキーワードにする環境管理会計が注目されています。経済産業省もこの言葉を方針の一番上に掲げ、「日本は資源を産出しないので、買った原料をとことん使い尽くす!」という姿勢を鮮明にしているようです。原料を使い尽くせば、ゴミになる部分も減り環境にもよいですから。最近は取り組み企業の主目的が環境保全よりコスト削減が大きくなりつつあるのを感じます。どちらにせよ結果的に環境負荷が減るから良いのです。それに取り組み始めるとW効果に気付きますから、きっかけは何でもOKですよね。 アメリカの株暴落の翌日、JICPA環境会計専門部会の定例会合が東京で開催されていました。「いまは環境CSRと言っている時期ではないかもしれませんが、これは将来必要なことだから、私達は粛々と議論をいたしましょう」という感じで始まりました。EUでは環境CSRは、一応は企業の自主的取り組みですが、実は国の社会政策である側面が強く、世界の流れは決まっているように感じます。 日本でも環境会計やCSRはかなり浸透してきました。先日も学生から年末の学生会計研究討論会の統一論題が「環境会計」になったと聞きました。大学では「就活にCSR」といったセミナーが開催されています。21世紀だなあと実感する日々です。       

(会報部 梨岡 英理子)