寄稿

会計士として過ごした人生を振り返って

海崎雅子

 今年(2010年)は高校3年生の息子と中学3年生の娘の受験が重なり、あわただしい年始のスタートになります。私は2児の母になってから会計士を目指した為、2次試験に合格して監査法人に就職したとき、息子は6歳・娘は4歳でした。それから今まで、私の仕事のキャリア形成と子育ては同時進行。時間にも気持にも余裕を持てず、ただ突っ走ってきたような気がします。

 子育てをしながら会計士としてのキャリアを積んでいくことについては、大きいハンディを背負っているとずっと感じてきました。ところが最近、子育てをしたからこそ共感できる女性経営者や女性管理職の方といい関係を築けたり、子育てに悩む男性陣の相談に乗ったりと、幅広い経験をしてきた事が仕事にプラスに作用する事が多くなってきました。今までの苦労がやっと実を結んできたという感じです。
  現在は独立開業しているので、わが事務所の社会的存在価値(社会貢献・雇用の創造・若者の教育についての責任)を意識するようになりました。48歳にしてやっと一人前に近づきつつあるのかもしれません。
  次回年女になるのは、60歳(還暦)! 気が遠くなりそうですが、自分の進んできた道に胸を張れるよう、次回の年女まで精一杯前進していこうと思います。