寄稿

次の12年に向けて

太中義夫

 
 皆様、明けましておめでとうございます。
 3度目の年男・年女となる我々の世代は、12歳のときにバブルの絶頂を迎え、そこから失われた10年を経てミレニアムの年に24歳となりました。そしてさらに日本は年月を失い続けて今年36歳となります。私自身1988年当時はまだ小学生ですので、眼前には明るい未来が無限に広がっていました。2000年、景気は回復せず社会を見ると漠然と不安もありましたが、私はまだ大学生(5回生…)で、春からの社会人生活を控えて、「がんばれば、何でも実現できる」と希望に満ちて新年を迎えました。
 さて2012年。日本全体、会計士業界、正直に申し上げて明るい未来は見えず、これからどうなるのかという不安感でいっぱいです。ただ私自身は、12年前のように漫然とした夢ではなく、具体的な進むべき道は見えてきているように思います。それは会計士としての専門的な知識を生かしながら、日本と海外との結節点で生きていくことです。この時代に生きているのだから、広い世界で縦横に働きたい。世界にどんなことがあるのか覗いてみたい。その目標に向けて動く1年にしたいと思います。12年前は自分が社会のプレーヤーとして主体的に動くという考えはありませんでした。ちょっと大袈裟ですが、今はもう我々の世代で世界を変えていける。そういうことができれば、ここからの12年も面白くなりそうです。
 12年後にこの原稿を堂々と読み返せるようにがんばります。